懋(ぼう)の技術研鑚帳

自分の情報技術の勉強をまとめていくブログ

新ドメイン(新gTLD)がめっちゃいっぱい出てることについてのまとめ

「.tokyo」「.みんな」

こんなドメインを最近目にしたことはないでしょうか?

 

実はこれ新gTLDという非常に最近出たドメイン

 

もともと、ドメインは主にgLTDという分野別に割り当てられたドメイン(.com商業組織 .netネットワーク など)とccTLDという国別に割り当てられたドメイン(.jp日本 .usアメリカ など)というドメインが主に存在していました。

 

2012年までは、新規ドメインの参入の障壁も高く、数が限られていたのですが、2012年にそれが大きく緩和されたことにより、その数が急増し、現在毎週のように数が増え続けています。

 

実際にそのリストがこちら

Delegated Strings | ICANN New gTLDs

 

元々ドメイン名については、敷居の高い聖域みたいなものを感じていて、敷居が高い分、調和が保たれていたような感覚を持っていたので、

古くからのユーザの自分にとっては軽くショッキングです^^;

 

元々、自分はVALUE DOMAINという安価にドメインを獲得出来るサービスサイトのヘビーユーザ(.comとか.netが1000円で取得可能)だったのですが、久々にそのサイトを見たときに下のような感じで違和感のあるドメインが膨大に増えていることを見つけ、

それに「何やこれ?笑」ってなって調べてみたのがこの記事を書いたきっかけです。

 

主な新ドメイン

日本に馴染みのあるものでは、地名で言えば、一番最初に紹介した「.tokyo」「.nagoya」「.yokohama」「.okinawa」(今後「.kyoto」「.osaka」「.ryukyu」も出るらしい)

日本語キーワードとして「.ninja」

日本語ドメインとして「.みんな」、発売はまだですが「.コム」という日本語表記版も出るらしいです。

 

また、数が多くて紹介しきれませんが、簡単に紹介しておくと

ビジネス関係の.business .company

商業関係の.auction .store

コミュニティ関係の.town .city .family

教育関係の.academy .university

食べ物関係の.cooking .food

色関係の.red .blue

健康関係の.health .clinic

生活関係の.game .life

メディア関係の.news .book

金融関係の.finance .bank

スポーツ関係の.baseball .soccor

モノの.camera .computer

IT系の.web .software

などなどなどなど...

 

とりあえず、欲しいキーワードはなんでもありそうなレベルにたくさんあります(笑)

中には.moeやら.pokerやら、.sexみたいな超ストレートなんもあったり(爆)

もはや何でもありにすら感じます^^;

 

取得できるドメイン取得サイト

さて、このドメインですが、どこで取得できるかについてですが、日本で主なサイトは、

GMOグループの以下の3サイト

お名前.com

ムームードメイン

VALUE DOMAIN

 

また、「.みんな」「.ninja」「.moe」を唯一提供しているインターリンク

ゴンベエドメイン

 

が主なサイトかと思います。

 

GMOグループ内のサイトでは、他のドメインは値段に差があるものの、新gTLDについてはグループ内で値段があまり変わらない感じですね。

ただ、GMOグループで一番新gTLDの更新の早いのは、GMO直属のお名前.comみたいです。

個人的にはVALUE DOMAINが一番好きなので愛用していますが、GMOグループは新gTLDのみならず全体的にドメインの価格が大変安いので個人的にどこもオススメです。

 

より詳しい情報を見れるオススメサイト

先の項では、新gTLDを取得できるサイトについてご紹介しましたが、次は新gTLDについてより詳しい情報の見れるサイトを紹介したいと思います。

 

101domain

海外の大手ドメインサイトで、世界中のドメインを安く買うことが出来る超優れたドメイン取得サービスサイトです(.みんな もここが一番安い)

そのサイトのこのページで、各新gTLDドメインの現在の発売状況(一般登録可能なのかまだ事前登録なのかそもそも販売はまだなのかなど)を詳しく確認することが出来ます。

リストで大変わかりやすく整理されていて、非常にお勧めです。

 

Openprovider

ここも海外の大手ドメインサイトです(どちらかというとヨーロッパ寄り)

このサイトでは、このページに各ドメインの発売状況の細かい日程の予定まで、詳しく載っています(ページ下部にもリストとして置いてある)

一方で101domainみたいな全体的なリスト・状況のわかりやすさはないです。

なので、それぞれのドメインサイトで得手・不得手に応じて使い分けをすればいいかと思います。

 

個人的なオススメの流れは

101domainで欲しい・興味のあるドメインの選定

Openproviderで細かい発売日程の確認

日本のドメインサイトで購入

 

自分自身はそのような流れで新gTLDのドメイン購入を進めています。

 

SEOについて

ドメインを取る上で気になるのが、

「新ドメインってSEOに大丈夫?検索エンジンにヒットするの?」

という懸念です。

 

それについて以下のページで言及がなされていました。

Googleは新gTLDを従来のgTLD(comやnet)と同等に扱う::SEM R (#SEMR)

 

この記事を見る限り、その懸念は大丈夫そうです。

 

ただ、海外の地名や外国語ドメイン(中国語、ロシア語など)だと将来的に国別ドメインの扱いになって、日本の検索結果に引っ掛かりにくくなるかもしれないんで注意が必要かもしれません。